キャッツ福岡公演 2014年4月第4週観劇(2幕)

4月4週目の、2014年福岡公演初観劇(2幕)

<幸せの姿>

マンゴジェリーは、下手J列前の壁に乗って
お客さんに受けていました。

増本ディミータと滝沢タントミールのケンカは怖いです。。
当然、タントは反撃しないんですけれど、
でも、滝沢タントは迫力があります。

新庄ギルと、滝沢タントの組み合わせが、
うーん。。ギル、それは背伸び、という範疇を超えているのでは?

マンゴとボンバルリーナも、およそムリ目のカップルですが、
こっちのほうがまだ「よく頑張った!」という気がします。

(もちろん、背伸びとかムリ目というのは、
役のキャラクターイメージでのことであって、役者さん本人の力量を
言っているわけではありませんので)

この場面で最初に踊り出すのは、カッサンドラ。
ですがすぐにタンブルブルータスがカッサンドラの前に滑り込んできて、
ひたっ、と見つめて制止。

松永タンブル、静岡のときにこんなに目力強かったでしょうか・・・

シラバブに続いて全員でコーラスした後は
この2匹、さっさと本の階段に上がってぴとっと、 くっついています。

<ガス〜劇場猫>

そして、そのまま、二人の世界にいるタンブル&カッサ。

「そうシャイクスピアの芝居で」

の時、ちょっとタンブルが身を乗り出すのですが、
その後、極ナチュラルに、カッサンドラを「抱き寄せて」 二の腕なでてるし。

このシーン、とてもインティメイトで、見たら悪いような気さえします。。。

なんか、最近の若い猫たちは、ガスの話ちゃんと聞いている風なんですね。
前はもっとだらけて様なイメージがあります。
(百々ランパスは思いっきり寝てたし)

逆光で、まったく表情の見えないマキャヴィティが不気味です。

<グロールタイガーの最期>

正木タイガー、ガスとの落差が大きくて、
豪快、見方によってはかっこいい、と言えると思う。
グリドルボーンは気絶しちゃうけれど。

このシーンのクリュー5人は、
元の猫のキャラクターのままなのか、
全く別の役を演じているのか、
どっちなのかなあ?

グリドルボーンは、「演じている」ことが分かるんですけれど。

ミストフェリーズと、マンカストラップは、
わりといつもとは違うキャラクターになっていると思います。
他3人は、素のまま、といえばそうとも言える感じ。

演じている、といえば、新庄ギルバート将軍(長い!)は
普段のギルバートとは別人キャラです。

一分の隙もない。作戦遂行のためなら部下が倒されても顔色一つ変えない。
(ここで「アッ!」という様子が見える将軍もいる、それはそれで、 「熱い」将軍、という風で好き。)

殺陣は、正木さんがよく動くこともあり、 小柄でキレのある新庄ギルとの組は、 スピード感あって楽しいです。

正木タイガーは最後、飛び降りるとき笑いませんでした。

<スキンブルシャンクス〜鉄道猫>

初見、塚田スキンブルシャンクス。

イケメンでちょっとおっとりタイプ、というのは
鈴木スキンブルと同系統なんですけれど、
背も高いので、さらにイケメン度が上積みされて、

鉄道員、というよりも美容師か?という雰囲気があります。

ヤクザシーンを見ると、
今回のマンカストラップが、真面目キャラでないという直感が 裏付けられたような気がします。

いや、不真面目なわけじゃないのですが。

普段真面目な人がはじけましたね、というよりも、
本来こういういたずら好きな男の子、というイメージです。

やんちゃで、相当に遊んできたんだろうな、と思わせる、ということで。

でも、後でも書きますが、
リーダーとしては、周囲に対してもうひとつ、距離があるようにも思います。

別段、普通にみんなと接しているし、どこがそう思わせるのかは 不思議なんですけれど。

きょときょとするランペル、をみのがしてしまいました。

あの、ミストフェリーズが魔法使うって周りにはどの程度 浸透している話なんでしょうかね?

舞踏会で明かりつけていたし、 そのことを全く知らない猫はいないんでしょうけれど。

スキンブルは「車のトランク開けてよ」って頼んでますよね。
ここのリアクションもちょっとずつ違いますが、
今回、永野ミストはわりとあっさり応じていたような。

で、ナンバーは平和に終わるのですが(当然。ただ、塚田さん大きな人なので、 リフトは大変だろうなあ)、

マキャヴィティが、今度は目の前に姿を現します。 (だんだん、近くなってくる。使徒のようだ。)

そして、デュトロノミーがさらわれるのですが、

マンカストラップの反応にまたびっくり。
さけび声とか、さけび声とか。

私の周辺、リピーターさんが多かったと思いますが、
呆然とした空気が漂いました。

緊迫感あってすごいのは確かです。

そしてこのあと、さらにびっくりすることになるんですけれど。

<マキャヴィティ〜犯罪王>

2002年大阪公演で初めて観たときが増本さんのディミータ。
でも、私の中でディミータのイメージに一番合っているなあと感じるのは それだけが理由じゃないです。

10年以上前と比べると、増本ディミは良い感じで、大人の女になって、 シャープで男前?もあるし、ちょっとおかしみもあります。

高倉さんは、大阪で最初に観たときはタントミールでした。
ボンバルリーナも、色っぽさと強さの他に、たおやかさがあって素敵です。

「地獄の花形」のところ、カニ歩き・・・じゃなくて、 横にステップしながらの歌、やりにくいんだろうな・・・

昔は、「どうでしょう、マンゴジェリー」のところで、 車の後ろからちょっとだけマンゴの頭が見えていたので、 公演地が代わる度にそこを見てしまいます。
いなかったですけれどね。

<マキャヴィティとの戦い>

偽デュトロノミーが出てきて、
最初にそれに気がつくのが、ディミータ。
それから、マンカストラップ。

偽モノに礼をとりかけていたのですから、そりゃ、腹も立つでしょう。

自分に対しても。

ですが、そこまでぶち切れてしまうなんて、と再び呆然。

今回の席、上手の方に近かったのですが、
上手花道の壁から、マキャが「四谷怪談」みたいに出てきて消えるじゃないですか。

ただの壁に戻ったところを、叩く、のはどのキャストさんもしているんですけれど、

壁、壊れますから!
ケガ、しますから!

ポールに飛びついてジャンプして蹴るまでしますか。

捕食のためではなく、殺す気で戦っている動物。

リアルでは見たことはないですけれど、
子供の頃「野生の王国」というテレビ番組がありました。
(今の「ダーウィンが来た」に似ているかな。年代ばれますね)
こんなようなシーンを、よく見ました。

マキャヴィティファイトのシーンを面白いと思うようになったのは、
2003年静岡公演からなんですが、
だんだん、「型」から、リアルな方向になってきてます。

松島マンカストラップは、広島初登板からこうだったのでしょうか、 気になります。

<ミストフェリーズ〜マジック猫>

さらにビックリは続く。

阿久津タガーが、上手2階から、
「ミストフェリーズに頼もう」で登場し、
「ミストフェリーズナンバー」が始まったとき、

舞台上はかなりくらいので、マンカストラップの反応って、
あまり見えないんですよね。

それでも、なんとなく空気が感じ取れることはあります。

今までの公演では「ミストフェリーズに頼む」ということについて、 そうか、と納得している感じだと思っていました。

でも、今回、なんか違う?

うーん。。。不審そう?

で、ミストが登場して、
振り返って(永野ミストのこのシーンは、
普段とまるで別人で毎回ほーっと思うんですけれど)

マジック始まりますが、

マンカストラップ、ものすごく驚いている。

やっていることに驚いている、可能性もあるのですが、

もしかして、ミストフェリーズが魔法使えること自体知らなかったの?
というくらい驚いている。

だって、凍結魔法は自分だって掛けられたことがあるんだし、
舞踏会ではミスト明かりつけているし、
ぜんぜん知らない、はないよね?

とすると、可能性があるのは、

知っていたんだけれど、ここまでとは知らなかった。
かなあ。

でも、いったん、事態を把握して、気が乗ってくると、
その「ミスト、ほんっとすげえな」って感じのリアクションが、
いっそ気持ちよいです。

ミストがポーズして出した手をはたこうとするマンカスなんて、他にいない。

このナンバーの主役の話、しないと。

でも、永野ミストのダンスを褒めても言うもさらなり感満載です。

横浜公演から永野さんのミストを観るようになったのですが、どんどん、いいな、と感じるようになってます。

ミストフェリーズって二面性ある役だと思うのですが、
その2つの面の出し方はいろいろで、

他の2キャストとくらべると、
静岡までは、永野ミストはあまり、2つの面を意図的に使い分けている風に感じてなかったんです。

今回は、分けているかんじかな、と。

だけれど、デュトロノミーを取り戻す魔法の結果を自分で振り返って見られなかったり、
成功したって分かったときの手放しのよろこびっぷりが、
またかわいい。

そういえば、赤い布抱え込んでいるミストに
マンカストラップが、「見てごらん」とするとき、
松島マンカスはあんまりアクションが大きくない。

それがむしろぎゅーっとする感じでよいんだけれど、
この感覚はなんだろう?

猫たちが客席に降りてきて、「ミスト、すごいでしょう?」と
歌いかけてくれるときは
近くは塚田スキンブルでした。

近くで見ると一段と美形さんです。

<メモリー>〜<天上への旅>

いよいよ、オールドデュトロノミーがジェリクルの選択を行う時。 グリザベラが再度あらわれ近づいてきます。 威嚇するディミータ、コリコを止めて、 マンカストラップが、彼女の前に立ちふさがりますが、

グリザベラの「なにか」に気がついて、 動揺したように後ろに下がります。

グリザベラに近づこうとしたランペルティーザを止め、 しかし、それ以上、グリザベラには手出しをしようとしません。

ここもキャストによっていろいろなことが伺えるのだけれど、 こういうかんじは初めてです。

<フィナーレ、カーテンコール>

ネコの自己紹介ポーズ、
マンカスは、
足を耳の横まで上げて逆側の手でキャッチ。
(蔡ミストがナンバーでやっていたやつ。。。反対側ですが)

いいなあ、これ。

松永タンブルのジュテ・アントルラセが、伸びやかで素敵。

今回和田シラバブはブリゼしていませんでした。

フィナーレ後半、上手側ではギルとマキャが2階へ。この後の握手のためですね。
私の席の握手は、ジェニエニドッツと、ボンバルリーナでした。

ええっと。

なんだか、自分のレポート読み直すと、

松島さんのマンカストラップが、
ものすごくスタンダードから違うようにとれるかも、
と心配になりました。

そんなことはないです。

「キャッツ」を初めて見る人にとって、なんら、違和感ないはずです。

また、あえてこの役に注目してみていなければ 気がつかないことも多いはずです。

マキャファイトはちょっとビックリするかもですが。

いろいろな個人的状況で、
広島行かなかったのですが、完全ノーマークはまずかったな。。。
ムリクリでも行っておけばよかった。

いろいろ次、見たいところができて、楽しみです。
(と、この時点では、福岡公演は、ほぼシングルキャストって 思いこんでいたんですよね。萩原さんが入らなそうだったので)

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